いわさきちひろ展――ようこそ!ちひろの家へ

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山口県立美術館では童画家で絵本作家のいわさきちひろの作品展を開催され、
約120点をの作品と、ちひろ美術館(東京)以外で初めて実物大のアトリエを再現します。

いわさきちひろ展――ようこそ!ちひろの家へ■

会期 2008年4月17日(木)~5月25日(日)
時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 4月21日、5月7日、12日、19日
入場料 一般1000円(前売り800円)、学生800円(同600円)
※18歳以下、70歳以上は無料
※ギャラリーナカノにて前売り券を販売

主催 毎日新聞社、tysテレビ山口ちひろ美術館
共催 山口県立美術館
後援 山口県 山口県教育委員会山口市 山口市教育委員会山口県PTA連合会、
   山口県私立幼稚園協会、山口県医師会、山口県歯科医師会、エフエム山口
協賛 株式会社原弘産

■展覧会概要■

小さい頃から絵を描くことが好きで、14歳にして油絵画家の岡田三郎助に師事したちひろ
敗戦の翌年、彼女は画家として身を立てる決意で、ひとり、疎開先の松本から上京します。
新聞記者として、記事と挿絵を描いていたちひろは、1950年に結婚。
翌年には最愛の一人息子をもうけ、母となります。

しかし、生活は厳しく、やむなく一時、我が子を信州の両親のもとにあずけました。
家族3人が一緒に暮らせるように懸命に働き、念願かなって、東京の練馬の上井草に小さな家を
建てたのは、1952年のことでした。以降22年間、ちひろはこの家に暮らし、母として、画家として
生き、描き続けました。
この家で描かれた作品の多くからは、生活者としてのいわさきちひろや、
ちひろの母親としてのまなざしが感じられます。

本展覧会では、代表作123点を選び展示するとともに、1952年当時の上井草の家の一角にあった
ささやかなアトリエを復元し、ちひろ美術館以外では初めて公開します。

http://www.art-museum.pref.yamaguchi.lg.jp/
山口県立美術館