私の母校は在学していた当時は曹洞宗の学校だったために宗教の時間があって、
般若心経などの教えを学ぶことができたことは社会に出てから役立ちました。
その中で道元禅師が古人の言葉を引用して語られました
善者に親近すれば、霧露の中に行くが如く、
衣を湿さずと雖も時時に潤い有り
という教えは霧や露の中を歩いていると、着ているものを濡らすまでは至らずとも、いつの間にかしっとりとしてくるように善人に接していると知らないうちに善人になる
という意味でした。
ちなみに私が母校のサッカー部を夢中になって応援するのは
サッカーで青春の燃焼している彼らと同じ刻(とき)を過ごすことで、
いつの間にか若いエネルギーが身体に染みわたって、
こちらも負けないように仕事へ励むようになりますから
やはり青春を燃やす若者に親近しなければなりませんね。
※画像は昨年のプリンスリーグ中国の試合後のものです。