先見の明

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20年前、世の中はバブル景気で華やいだ頃に親しくなった新聞記者A君と酒を呑んだ席で、

「企業は大卒を確保するためにレストランで御馳走したり、箱根のホテルの泊めて、
 他社との接触をさせないなど、あの手この手で青田買いをしているんだよ」

と、都会で生活をしたことがない田舎者の私に教えてくれました。そして、

「ところで、ウチのゼミで一番優秀なヤツはどこに就職したのかわかる?」

と、急にクイズのような質問をしてきたので知っている大企業の名前を挙げたら

「ブッブブー、残念!答えはウチの大学職員。夏休みや冬休みがあるからだって…」

と、いくら某有名私立大学である言いながらも当時の景気を考えたら手堅すぎる選択。

だけど、今の時代は、この選択が正解だったと言えるから

やっぱり冷静な判断力のある優秀な人だったのでしょうね。


なお、画像はチョークアーティストのYURIさんの作品です。