もういっぺん

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人は何度やりそこなっても、
「もういっぺん」の勇気を失わなければ、
かならずものになる。
                             松下幸之助
 
1998年11月15日、高校サッカー選手権県大会決勝は母校と岩国高が対戦。
ゲームは地力に勝る母校が4-1と大きくリードして後半ロスタイムへ。
この時、岩国に最後のチャンスとなるコーナーキックは不発に終わって、
逆に母校のカウンター攻撃からの縦パスが繋がり、母校のFWが岩国の
GKをフェイントでかわして、ボールは無人のゴールへ流されて5点目が
決まったと誰もが思った瞬間、全力疾走で攻撃から戻ってきたDFが
ボールを蹴りだしてゴールを死守。大差がつき、勝敗が決まっている展開の中、
およそ90m近くを走って、最後の最後まであきらめない姿勢に私は感動して、
持っていたプログラムで選手の名前を確認。
 
岩政大樹 2年生」
 
その翌年、地元紙に県の国体選手に選ばれたところまではチェックしていたけど、
その後は今のようにネットがなかったので、しばし忘れていたらユニバーシアード
大会に日本代表の主将として出場している姿をテレビニュースで見て驚き、
さらにアントラーズ入団に大いに喜びました。
 
きっと「もういっぺん」、「もういっぺん」の熱い気持ちが積み重ねて、
Jリーガーになれて、そして、ついに日本代表として活躍する日が来たことでしょう。
 
なお、画像は当時・小6だった甥っ子が所属していたサッカークラブの
練習に訪問した岩政選手にもらったサイン。おこぼれでもらいました。