男はつらいよ 東流西流(山口新聞)

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本日、山口新聞の「東流西流」に第九回目の文章が掲載されました。
野球の同じ最終回が九回だから藤川球児のようにビューンビューンと
音のなる内容にしようかなとも思いましたが、まあ、トラはトラでも
映画の寅さんをモチーフにする方が文章は面白くなると考えて書いてみました。
 
なお、昭和はすべてが良いと思っていませんし、平成はそんなに悪くありません。
だけど時代によって様々なことが移り変わり、価値観が変動することで摩擦は
生まれていきます。つい、その枝葉を見て、あれやこれや言うのが世の中なの
かもしれません。ただ、それは自分の人生を真正面から見つめていないことの
ように思います。いつの時代も自分がその日、その時は噛みしめて味わなければ、
生きている実感は湧かず、宙に浮いたような人生になるのではないでしょうか。
寅さんを書いたのは人が日常に忘れがちになる優しい心で物事の長所に
気が付き、本質を教えてくれる力です。これからもずっと商いをする自分も
このような心を持って精進できればと思いますが・・・なかなか簡単なことに
ならないでしょうね。だから深くて面白いのが人生なのかな?
どうかこれからもよろしく変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。