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2006年1月3日、高校選手権3回戦・母校v.s.青森山田。ゲームは前半を1-1の
タイスコアで折り返し、後半の母校は強い風上に立って優位になるはずだったが、
押されぱなっし。さすがに総体チャンピオンだ。後半24分、ついに失点して追う
展開に。ただ、選手たちの諦めない表情に希望を感じ、反撃を期待した。しかし、
相手はこの1点で勢いづく。そして、後半36分に右から攻められて、ゴールへ
巧みなシュートが流されて敗戦を告げる3点目を奪われたと思われた瞬間、
ボールはゴール裏から吹く強風によって戻された。そう、「神風」が味方したのだ。
これでゲームはわからなくなった。そして、後半ロスタイムに同点シュートが決まり、
さらにその直後に待望の勝ち越しゴールが誕生。漁師の子である監督の野性の
勘は運だ勝利だった。