真冬、私はついに自分の中に非常に揺るぎない夏があることを悟った。
サッカー部の追っかけは高１の時に全国大会へ応援に行ったことが始まり。
たぶん、あの頃にそれなりの力があって、全国の常連校だったら応援し続けて
いなかったと思う。それは強いものに憧れないタイプ。きっと阪神ファンの
おかげで養われた反発する精神があって、それに火が付き燃えてしまったのだ。
それから時間が経ち、母校サッカー部は功績を築いたが、まだまだ頂点になって
いないし、例え頂点になっても翌年には新チームになるからずっと終わりの旅。
その年にしかない、その時にしか会えない選手たちを同じ目線で応援していく。
青春の日々を同じような気持ちで味わえなくなる日まで応援していくのだろう。
