時にあわば 散るもめでたし桜花 愛ずるは花の盛りのみかは
※桜の花は時がくれば散ってしまうのもまたよい。誉めたたえるのは
花が咲き誇っている時だけではない
パッと咲いて、パッと散る桜は、一期一会の武士道の精神に通じる。
私は満開の桜も好きだけど、蕾の桜も好きだし、散りゆく桜も美しく思う。
満開に咲き誇った後、桜吹雪が舞い踊り、飛んで川に流れて花いかだになる。
その一部始終を眺めていたら日本人に生れてつくづく良かったと感じる。
花見が日本の文化であるのは、品のある心を芽生えさせるからだろう。