なぞなぞ

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この世に摩擦がなかったらどうなるのでしょうか?   小柴昌俊  
 
子どもの頃、なぞなぞが好きだった。私が屁理屈を言う原点の遊びかもしれない。
物事には1つの考え方だけでなく、いろんな角度から考えることでひらめいたり、
気がついていくのがなぞなぞだ。今の子どもたちも遊んでいるのかなあ?
 
ところで、「10階建マンションの窓から飛び降りた人がケガをしなかったのはなぜ?」
というなぞなぞがある。えー、どうして助かったの?と考えては罠にハマっている。
答えは「1階の窓から飛び降りたからケガをしなかった」となぞなぞは必要最小
限度の情報しか記載されていない文章で、曖昧にまやかされてできている。
だから言葉だけでなく、想像力を使わないと引っ掛かってしまうのだろう。
 
そう言えば、新聞の記事になぞなぞの問題と同じようなものがあった。それは
「ある法案に反対したM党の造反者」。というのは、M党はO氏が作った政党。
マニフェストにしてもそうである。それがいつの間に変わって違う政党のようなに
なってしまった。本物のM党とは、いわゆる造反者と言われている人々の方だ
と思う。そんな感じがしている。ただ、これは政界のなぞなぞなので、
もっとひねって考えないとならないのかもしれない。
 
子どものなぞなぞと違って、大人のなぞなぞは奥が深い。でも楽しくくない。