勘違い

 

阪神がダメ虎だった最大の理由はやはり、マスコミやファンから甘やかされ、

勘違いしてしまった選手たちに尽きる。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　野村克也（著書「あぁ、阪神タイガース」より）

 

阪神をダメにした責任の第一はメディアである。

また、熱狂的なファンによる贔屓の引き倒し。

そして、補強をしないフロントや監督の悪しき生え抜き主義。

 

と、著書の序章に書いてある。野村氏が監督を務めた３年間をはじめ、

他球団や評論家など、「阪神」というチームから感じていたことを

ストレートに書き綴られた本。ちなみにこの本は2008年２月に発行。

こうしてひさびさに読んでみると今季の低迷ぶりがなぜ起きてしまったのかが、

具体的によくわかるから悲しくなる。嗚呼、変わらないんだよなあ～～

阪神の再建はこの体質をどのように改善するかに尽きるのだろう。

このオフ、大きな改革をしていくことを願います。