似て非なる

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似て非なる者を悪む。ゆうを悪むは其の苗を乱るを恐るればなり   孟子
※外見は似ているが本物とは異なるまがいものをにくむ。
田んぼに生えている雑草のはぐさを憎むのは、穀物の苗に似ていてまぎらわしいからだ。
 
絵が下手でも情熱を燃やしながら創作するのなら画家になれるかもしれない。
 
絵が上手くても名誉などの欲望のために創作するのなら画家になれないだろう。
 
絵は誰にでも1つや2つくらいはある個性をどのように作品に生かすかの世界。
 
それを辛抱強く情熱を持って磨いていけば、時間はかかっても光っていく。
 
心に雑念が入っては光るものでも輝きを失ってしまって駄目になりやすい。
 
ちょっとしたことで似て非なるものになる。まあ、でもそれが人間だよね。