くだもの

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子供の頃から好きだった絵を40代半ばから再び描きだした山科君代さん。
同時に陶芸にものめりこんだ。子育てからも解放されてようやく持てた自由な
時間。楽しい趣味が生まれた。
 
それから月日が流れたある日、岡山へ嫁に行った娘さんからマスカットが
送ってきた。なんて美味しそう。食べてしまうのがもったいない。そうだ!
絵にしてお礼に送ってやろう。そんな思い付きから始まった果物や野菜の作品。
それが県美展で優秀賞に評価される。遅咲きの60代後半から脚光を浴びた。
 
かつてマハトマ・ガンジーの言葉に「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きる
思って学びなさい。」がある。その言葉を実践しているかような山科さん。傘寿を
過ぎても若々しい。元気な個性が絵ににじみ出ている。
この9月、3人展でまた新作を楽しみにしています。