ターニングポイント

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ただいま開催されている「色鉛筆の画家 吉村芳生 最期の個展」(防府市・アスピラート)の会場出口で飾ってある「ジーンズ」は約30年前の作品。当時、吉村さんの版画作品は海外の国際展に出品できるほどの実力が評価されたいたのだが、「730日の自画像」などを発表して、ドローイング作品にも意欲を燃やしていた。いや、この頃から吉村さんの鉛筆画へのこだわりが一段と強くなったのかもしれない。それ以前の新聞を書き写すドローイングは、元デザイン会社にいた時に身に付いたレタリング技術を生かしたもの。...それが鑑賞者に大きなインパクトを与える第1歩なら、次への展開が始まった時期のように思える。しばし作品を前にしながら考え込んでしまった。その真意は定かではないけど、それからずっと鉛筆作品を創作している。だからターニングポイントになる作品だったのかもしれませんね。なお、会期は11月3日まで!ぜひご覧ください。

■色鉛筆の画家 吉村芳生 最期の個展
会期 2014年10月15日(水)~11月3日(月・祝)
時間 10:00~17:00(入場は16:30まで) 火曜日休館
会場 アスピラート 
http://www.c-able.ne.jp/~aspi-111/
入場料 高校生以上500円(団体20名以上の料金 450円)
※中学生以下無料 ※障害者手帳等をお持ちの方ならびに特別支援学校に在学中の方と、その付き添いの方は1名まで無料。(要証明)※財団会員ご招待。(会員割引は1個人会員につき1名・法人会員は2名まで、各1回のみ有効)