観察

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私は人間観察が好きなので、近くの商店街を歩いている時も、役所や銀行などの短い待ち時間でも、周囲にいる人たちの表情を見ては、何かを感じて想像してしまう。これをカッコよく言ったら感性のトレーニング。ただし正解を求めたものではない。あくまでもパッと見た瞬間に残った印象をひも解くだけ。少ない情報からシチュエーションを推理し、こんなドラマがあるのではないと勝手に考える。ちなみにこれは美術鑑賞も同じだ。作者の意図や動機などを正しく読み取ることは大切だが、いろんな受け取り方で自由に感じることも大事だ。表現の自由は創作する側にも鑑賞する側にもある。想像力はよくわからないことを補うために働く。だからその力を磨くために日常のユニークな瞬間を発見して楽しもう。バーチャルよりリアルな世界の方が面白いんだぜ!

■muku オノサヤカ、平井槙、三浦朋子、吉田朱里 2016年7月15日(金)~24日(日) 11:00-19:00