順風満帆、すいすいと物事が流れる時には、どれほど価値のある言葉を聴いても、なかなか心の奥に響くことはない。いわゆる我が世の春を謳歌している時に、謙虚な気持ちになるのは難しいもの。こんな時は今よりも大きな夢を持てるようにアドバイスする。波に乗っている時だからこそ、創作には終わりはないことを意識させて、目標を高くして果敢に挑戦させるのだ。そうすれば普段は聞き過ごし、見過ごしていることからでも、ヒントを見つけて学べるようになる。貪欲に何かを学び取ろうと熱意が生まれてくる。人は誰でも自分は偉いのだと思い込みやすい。素直さと謙虚さを忘れてしまいやすいもの。だから創作は自戒の念を込めて活動することが大切なのだろう。
■GAO展2016 真夏の日の夢 2016年8月11日（木・祝）～21日（日） 11:00-19:00 定休日 ８月16日（火）、17日（水） 参加 臼杵万理実、白藤さえ子、山口功、安森信
