裸の魂

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子供の頃、こんな風に未来になりたいと夢見たことは、大人になって冷静に考えると、実際には上手くいかないことばかり。漠然と成長していけばできると過信していただけだ。これは世間知らずだからできる思い込み。現実の洗礼によって目覚めて、身の丈にあった人生を歩むようになっていく。ただし、美術家になりたい人は例外になるだろう。そのほとんどは子供の頃から美術家へなれると思い込んだまま。純粋に好きなものを追い求めて生きている。世の中にある楽しい娯楽や面白い趣味に興味を持てず、ひたすら美術の世界にどっぷりと浸かって生きている。なぜなら明るい未来があることを勝手に信じているのだ。そう、大人になっても冷静になれない、熱いハートで創作してできる人たち。子供の頃と同じように在りのままの姿で、真っ裸でも平気で生きていけるから美術家なんだ!