生きる悦び

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17年前、山口市から故郷へ戻った友人。知り合ってから数年後のこと。まだまだ二人のお子さんも小さかった。そこでクリスマスの頃に保手濱孝さんのカレンダーを贈ることにした。するとすぐに電話がかかる。期待以上の喜びの声。とても嬉しかった。そこで翌年も同じように贈ると、電話口で小学生になったばかりの上の子が、前年のカレンダーの詩をすべて暗唱してくれた。おおー、これはすごい。ヨッシャ!それならこの姉弟が大人になるまで続けようと決心する。そうやって始まった年に1度のカレンダーと電話でのキャッチボール。たった365分の1だけのお付き合い。その日が来ることを楽しみに続いていく。昨日、この家族が17年ぶりにギャラリーにやってきた。お姉ちゃんは社会人。弟君は大学生になっていた。彼らとはほぼ初対面と言うべき間柄。それなのにまるで親戚のように近かい。人と人のお付き合いは実際に会った回数よりも心と心が向き合うことの大切さを感じた。また会おう!そして、次はお酒を酌み交わしながら語り合おう!無事に到着した1つのゴール。続いて始まった新しい目的地。若い友だちが増えて楽しい1日になった。