ヒント

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今年で発売60年を迎えるチキンラーメン。誰もが1度は食べたことのある国民食。発明したのは安藤百福氏。たった1人で48歳で一念発起して「お湯があれば、すぐに食べれるラーメン」の開発に挑戦する。「人生に遅すぎることはない」。その熱い思いがどこの家庭にでもある調理道具を使い、さまざまな試行錯誤の末に完成させた。先日、図書館で安藤氏についての著書を気まぐれに借りてみる。なにか素敵なヒントと出会えそうだと思った通りで、たくさんの言葉に触発されて面白かった。中でも「人がやっていないことに挑戦することが大事です。素人の発想でいいから、まず実際にやってみる。目先にとらわれずに、いつも時代の先を読んで、未知の分野を開拓する。逆に素人だから飛躍できるチャンスがあるんです。なまじ知識がある人は、常識からはみ出した発想はできません」は美術家を目指す人にも通じるもの。固定観念に縛られずにあらゆることに可能性を求めていく。前人未到新しい世界にはマニュアルはないのだ。好奇心が刺激されて読めば読むほどエネルギーが漲った。アイディアは身の回りの場所に隠されている。それを発見していくのが人生の醍醐味になるのだろう。