贅沢な時間

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贅沢な時間とは自分の好きなように時間を使うこと。まったく何もしなくて、ぼーっとしていてもいいし、または、関心のあることに没頭して過ごすのもいい。なぜならば、人にとって時間はもっとも貴重なものであり、その瞬間は再生することができないからだ。ついついお金がないと贅沢な時間はないと思われがちだが、実際は何かに束縛されない、自由気ままな時間を持つことを言うのだ。

このような贅沢な時間を大切にするのが美術家と言われる人たち。お金に直結する経済優先に生きるのではなく、自分にとって面白い時間を基準に生きている。世間一般の幸福感に捉われない、常識からはみ出した価値観を楽しんでいく。当然、金銭的には豊かな人生にはならないけれど、好きな美術に集中できる充実した人生になるだろう。虚飾で彩られた華美な誘惑に負けず、どこまでポリシーを守って全力投球していけるかだ。ささやかな喜びを積もり積もらせて、美術家らしい人生をまっとうしよう!

■秋のミ・カ・ク展 岡本よしろう、岸透子、佐々木範子、原田優衣、松田淳 (五十音順・敬称略) 2018年11月3日(土・祝)~18日(日) 11:00-19:00