調味料

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何かが琴線触れることによって生まれた心の動きはみんな違うもの。人は誰でもその人らしい喜怒哀楽を表す感情を持っている。ズバッと本能的に表に出せる人もいれば、こみあげる思いを胸のうちに秘められる人。学校や職場で個性を抑え過ぎず、適度に素をちりばめて出せる人もいたら、家族や友人の前でも微塵も出さないまま、表情を感じさせない人もいる。

そんな感情とは川の流れのようなもの。川の水は高いところから低いところへ流れていく。水はいろいろなものに活力を与えて、それでいて様々なものへ変化できる柔らかさがある。しかし、水の行き着く先が沼地であったり、水たまりであったりと、素直に感情を出せずに抑え込んでばかりいると、水が流れていかなくなって澱んで腐るだろう。


つまり心の中も部屋の中も同じようなもの。ありとあらゆる感情が乱雑に散らかっていれば、掃除や整理をして不要なものを捨てたらいい。自分にとって本当に必要な感情とは何かにこだわっていこう。自分らしい感情を把握することで表現の幅は大きく広がっていく。そして、感情というものはちょっとした材料を加えることで化学変化が起きる。身の回りにあるものを活かしていったらいい。創作する人はこのような調味料を探していこう!その人にしかない味わい深い人生にするために、天然の素材から独創的なものを作りましょう!