我が道を進む!

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これまで素晴らしいと言われた美術であっても、時代は変わっていくから、そのままじゃいられないもの。美術史上、極めて高い評価であるのは間違いないけど、みんなが良いというからといって、ずっと同じままでいることはない。専門家の声、ファンの考え方というものは、多くの人たちの意見として尊重され、一見は公平さがあって正しいように思える。しかし、実際は本当にそうなのでしょうか?
人は名画と言われるものに反論や疑問を持つと鼻で笑われやすい。正直な気持ちで思ったこと言うと損をしてしまう。ただし、そんなことであったとしても、そこには独自の世界観が存在して、新しい創造への出発点になることがある。つまり人は名画をお手本(マニュアル)にして教えられたら、それ以外ことをやらなくていいと思い込みやすい。そうじゃなくてこんな時は、どこまでも自分らしさを求めていくのだ。
つまり他人の素敵だという価値観に流されずに、自分の心が求める美しさをしっかりと掴むことだ!人はどんな時代になったとしても、心の持ち方ひとつで豊かさは味わえる。無理して他人の世界を肯定して、見せかけだけの満足を演じてはいけない。たった1つでも深く付き合える世界に力を注ぐ。これぞ自分らしい個性だ信じて磨いていく。創作をやる前からあれこれ考えずに、とにかく何かをやって才能を確かめ、自分になりに創意工夫して努力することが大切だ。いつの日か目の前に活路が開いていくことだろう。なぜなら人は直感で浮かんだものを信じ、それに向かって行動することで、前へ進んでいく生きものだからだ。