この世の中、ちょっとした余暇を楽しむ趣味にしても、キャリアアップになる資格を取るにしても、新しいことに挑戦する時は、それなりに慎重な姿勢で臨んでいくもの。それはこれまでやってことのない分野なのだから当然なことだ。何ごとも上手くいくのかどうかはやってみないとわからない。かといって適当にいい加減にやってみても良い結果には繋がることはない。まずは「面白そうだからチャレンジしよう」や「自分に役立ちそうだから頑張ってみよう」という好奇心を核にしていく。しかしその反面、謙虚な気持ちを忘れずにひたむきに向かい合っていくこと。このルーティンによって成長するためのチャンスが生まれてくる。
つまり思い立ったが吉日！何かをしようという気持ちになったら、 その熱い思いのまま突っ走っていったらいい。そこで失敗したとしても何も失うものはない。たしかに多少の時間は無駄になっても、自分にとって知らなかったことを、学ぶための授業料だと思えば安いもの。人生に雑事なんてものはない。人は成功よりも失敗から学ぶことが多く、やりたいと思ってやったのなら、そこにはかけがえのない体験を得られるのだ。中途半端になっても、失敗に終わったとしても、それらはすべて自分自身が行くべき場所への道標に過ぎない。やる前からできない言い訳を考えるより、行動したことで発生するプラス面に目を向けよう。そうさ、「自分が決めたことならば思い通りにならなくても、人生の財産になって役立つはず。結局は人生の主役は自分自身しかない。人が何を言おうが自分で決断して、自分らしく生きることが大事なのだ。
■岸 透子 水彩画展 VOICES 2019年5月31日（金）～6月16日（日） 11:00-19:00
