2011-01-28から1日間の記事一覧

器を見る眼

一升の器にせいぜい五、六合の水しか入られない者は、多少は目立ち一定の 成績を残すことも可能だが、内容の充実に欠けるので長い間、安定して働け ずに終る。その先に指導者としてまず使いものにはならないものだ。 しかし二合の器の選手の方は、自分の器…

手がかり

停電のときでも身の回りのほとんどの物に手を届けることができるように、 からだは物に身を持たせかけている。からだは、物の場所にまでいつも 出かけていっている。物との関係が切断されれば、身体は宙に浮いてしまう。 新しい空間で高齢者が転びやすいの…