運鈍根

昨日は急遽予定を変更して、そごう広島店で始まったばかり「りおたとやまぐち展」へ行くために新山口駅のプラットフォームに立っていたら、なんと、りおた君がやって来たので、同じ新幹線で向かうことになった。これは運行本数に限りがあるから必然的なこと。とは言え、旅は道連れ世は情けだから、運よく出会えたことに感謝するべきだ。

そんな道中で話題にしたのは「運鈍根(うんどんこん)」。まず運は出会いや人の縁を生かせるかどうかによる。大切にする人に幸運の女神は訪れる。次に鈍は例え失敗してもくよくよしないで、愚直に頑張っていく前向きさを指す。そして、根はいつまでも飽きもせずに続けられること。ぶれない姿勢で粘り強く取り組めるスタミナの持ち主だ。

いわゆる一たび志した道だったら、すぐに成果が上がらなくても、簡単にあきらめずに継続あるのみ。その過程で笑われたり馬鹿にされても気にしない。成功を信じて根気強く続ければ、いつかチャンスが巡ってくるはずだ。要するに、りおた君が上手くいっているのは正に運鈍根の賜物。誠実だからこそ、チャンスに恵まれる。先日の彼の結婚式でスピーチしたら良いことをさり気なく語ってしまった。