空気を感じる

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よく見かける風景の中に新しい発見を与える。無心になって空気を感じて描いた絵にはそんな魅力がある。いい絵を描こうなんて思っていると空気は感じなくなる。野心に満ちた尖った感性ではぎすぎすしてしまう。柔らかくゆったり包み込むような感性!日常の中にある幸せを深く掘り下げる力から生まれる。臼杵裕世さんの作品も同じような世界がある。長年、美術教員として現場で磨かれた感性で絵を描く。いろんな場面をデッサンして潜り抜けてきた生命力のあるもの。このたびの作品展で仕事と創作を両立されていたことを痛感しました。これからも潤いのある作品を楽しみにしています。がんばってください!