史上最長の146試合を戦かった今シーズンの阪神は雨で中止になった試合が2試合しかない
ハードな日程を主力選手に大きな離脱がないまま無事に幕を閉じましたが、
夏場は金本や今岡などは疲労のために点滴をしながら出場する満身創痍状況だったので、
阪神にとって日本シリーズまで16日間のブランクはプラスの効果が期待できることでしょう。
ちなみに下記のように阪神とロッテの出場試合数を比較すると試合数は10ほど違いますが、
100種類を越える打線を組み替えたロッテには全試合出場した選手がなく、
逆に阪神は3選手が146試合出場して戦ったので休息と調整ができたこの期間が
必要だったことが数字の上からも理解でき、また、ロッテの選手はプレーオフの7試合で
初めて目一杯な戦い方をしていることの反動にも注目したいと思っています。
阪神(146試合) ロッテ(136試合)
赤星 145試合 西岡 122試合
鳥谷 146試合 堀 104試合
シーツ 137試合 福浦 114試合
金本 146試合 サブロー 107試合
今岡 145試合 里崎 94試合
濱中 78試合 ベニー 98試合
桧山 119試合 フランコ 129試合
矢野 138試合 今江 132試合
藤本 119試合 大塚 96試合
スペンサー 108試合 李 117試合
関本 97試合 橋本 72試合
ところで、2年前を思い出しますと日本シリーズ経験者が多いダイエー(現・ソフトバンク)が
有利にゲームを運んだように阪神も経験者が多いので調整は順調にこなしいると思います。
あとは初戦に先発する井川が5月12日に千葉マリンでロッテを完封したようなピッチングを思いだして、
まずは4回までゲームを作ってくれたらチーム全体が実戦の勘も戻り、
公式戦同様の強い虎の戦いぶりを見られることでしょう。
井川君よ、エースなら20年前の池田の時のように快投を見せてくれ!!!