目的観と願望観

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「偉大な知恵には目的観がある。それ以外は願望観のみである」という言葉がある。この目的観とは志と同じで、人生をいかによく生きるために、本当にやりたいことを具体的に定めたもの。ひと度、自分のやるべきことが決まったら、なにがあろうとも迷うことはない。ただひたすら努力あるのみ。その成果が上がろうが上がるまいが、我が人生を賭けたことだから全力を傾けるべきだ。ここまでの熱意が持てたのなら、それは偉大な知恵と言われるものになるだろう。

だから自分の幸せは自分で創っていくしかない。反対に、ああなったらいいなあ、こうなったらいいなあと頭で思うだけでは、何もできないまま時間が過ぎていく。たしかに、どうやったらいいのかがわからないこと、取っ掛かりが見つからないことはたくさんある。だけど、本気になってやっている人なら、何かに触れて何かを感じたら身心が動き出す。どんなことでも目的のために役立てることができるのだ。つまり、まずこれはやるぞと決めたことなら、結果云々は問わないで、とにかくやってみること。あれこれと考えたところで、何の答えも出てはこない。迷っている暇があったら目的へ向かって突き進み、経験を積み重ねながらアイディアを増やしていこう!