ことわざの「三人寄れば文殊の知恵」。その意味は例え凡人だったとしても三人集まって考えれば、素晴らしい知恵になっていくことだ。たった一人でどんなに考えてみても、良い知恵はなかなか浮かばないもの。しかし、三人集まって話し合うことで、素晴らしい知恵を創っていけるのだ。私のギャラリーでは創作している人が集まったら、いつの間にやら美術談義が発生する。もちろん、その目的は知識比べではない。ここに集るのはあくまでも美術仲間。お互いの才能を高めるために語り合う。自分一人では気が付かなかったこと、多角的な視点を持つために議論する。自分の個性を発見するために、他の人の異質な発想を利用する。持ちつ持たれつの良いライバル関係。美術への意識を高められる仲間たちとの切磋琢磨なのだ。自分が持っている個性を磨くために、歯応えのある仲間を求めていこう！
