締め切り

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「締切りなしの作業なら思い切り楽しい仕事になるだろうが、おそらくまったく 進行しないに違いない」という名言がある。

美術作品の制作する時に、誰でもできそうなことをたくさんやり遂げて、独創性に挑戦せずに敬遠したのでは、創作をしたことにならない。また、人から与えられた期日までに制作することは、難しいようでも、実は案外見やすいもの。やってみれば、たいていのことはなんとかなる。時間切れ寸前までやったら、これが今の実力だと開き直れたりするからだ。

それに引き換え、自分の個性を求めてする制作には、締め切りなんてものはない。いくらでも未来があるから大丈夫だと思い、今やるべきことを先延ばしすれば、結局、やさしく楽しいことしかやらないだろう。だからこそ、自分のペースで出来上がりが可能な日を探っていく。これくらいなら制作できそうな期間を把握してみるのだ。自分の行動をある程度は管理しないとただ時間が過ぎていくばかり。適度なプレッシャーをかけながら、創作に最善を尽くしていこう!