道を切り拓く

f:id:gallerynakano:20210212224256j:plain


「道は誰でも行うことができる。人はみな道を行うだけの力がある。ただその道と力との大きさに差があるだけである」という名言がある。

美術はいくつになって始めてもいい世界。たしかにまれにみる天才はいるけれど、美術以外の様々な文化を知って飛び込んだら、創作を幅広い視点から見つめることができる。だからスタートが遅くなっても大丈夫。人生で美術が必要になったと思えば、それから活動を取り組めばいい。とことん美術の魅力に取りつかれて、その勢いのまま突っ走っていこう。

つまり、美術は美術へ対する思いがどれほどあるのかが問われる。デッサンが上手くいかなくっても、構成力が平凡ってと言われても、その言葉に負けずにやり続ける。先天的な素質がないのだったら、後天的な努力で補っていこう。こうなりたいと強く願えば、自ずと行動も変わってくる。自分の進むべきをイメージしながら、小さな努力を積み重ねることが大切だ。