観察と推論

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「真理が発見される筋道は二通りしかありません。つまり、観察と推論です」という名言がある。
美術鑑賞の醍醐味とは、パッと見ただけではコンセプトがわからないため、いろんな視点から観察して推理を楽しむこと。ありとあらゆるものを手がかりに、なぜこのようなになったのかを想像することだろう。
そもそも美術作品にはハッキリとした答えがない。特に素晴らしい作品になればなるほど、普遍性と多面性が存在するから、正解と思わしきものはいくらでもある。だから、多様な文化に触れながら観る眼を養い、そして、自分らしい言葉で語れるように、ボキャブラリーを磨いていく。ひとりひとりが自分にあったスタイルを見つけて楽しみましょう!