唯我独尊

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「今日の世界は、あまりにも外観、イメージ、見かけに満ちあふれている。人々もそのような傾向に流されて、本質的なものを見失い、表面的なものに愛着を持つようになっている」という名言がある。

たしかに世間の声や世論と言ったものは、みんながいいと言っているからといって、本当にそのままいいものとは限らない。一見は公平さがあって正しいように思えても、実際のところ、マスメディアがつくったイメージだったりする。

日々、そんな情報が湯水のごとく湧き出し、次から次へとめどなく溢れている。それが興味がないことなら軽く流してもいいが、自分に関わりのあることだったら、そしゃくして味わうことが大切になる。目の前の情報に振り回されずに、自分自身の価値観というフィルターを通していくこと。自分らしい答えを積極的に求めれば、観るもの聴くものをきちんと受け止められ、唯我独尊の発想が育まれていくだろう。