人生には必ず運命の分かれ道と呼ばれると出会うようになっている。もしその時にコンピュータで一番可能性の高い道を選択できたとしよう。そうすると能力や資質にあった世界に進んで行けるはずだ。ただし、それだけでは良い方角へ進んだ程度の有利さしかならない。どんなに素質があると言われる世界に入っても、そこから血のにじむような努力を積み重ねて、それなりに成果が上がって初めて評価されるのだ。例えば有名美術大学へ入学しても、美術家として第一歩を踏み出しただけで、プロになったわけではないのと同じこと。
だから運命の分かれ道でどっちに行ったとしても、選んだ道で最善の努力できる人に失敗という二文字はない。どんな人生を選択したとしても、自分なりに選んだ道でやり切ったら、自分らしい道が開けていけるだろう。なぜならこのことについては、これまで多くの実例に触れているからだ。論より証拠。どういう道を入り口で選ぼうが、その後の人生でなんとかなるものだ。様々な人との出会いよって素質は磨かれて、また、思いもよらない化学反応を起こして活性化させる。自分一人では気付かないことに目覚めて、新しい価値観を広げていくチャンスになる。まだまだ未来は続いていくから、もっともっと勇気を湧かせて、後天的な才能を信じて育んでいく。いくつになっても新しい輝きを求めて頑張っていきましょう！
■藤山正樹 個展 新たなる冒険 2019年9月12日（木）～16日（月・祝） 11:00-18:00 作家在廊日 9月16日（月・祝）
