愚直さ

f:id:gallerynakano:20210426223350j:plain


「一日一字を記さば、一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う」という松陰先生の言葉がある。

人はわずかなことでも真面目に取り組めば、それは成長に繋がり、わずかなことでも努力を惜しめば、人並みにしかなれない。だから、普段のどこかで「なるほど」と感心する気持ちを大切すること。テレビでも雑誌でもなんでもいい。心に響くものと出合ったら、学びのチャンスにしていこう。例えちょぴっとした時間でも、ひとつひとつ積み重ねれば、大きなものになっていく。日々のちょっとしたこだわりが、その人の人生に役立つものを増やしていく。人はどんな時も前向きな努力によって、どんどん知識や経験値は伸び続け、たくさんの知恵を蓄えていける。一期一会でめぐりあうものに、何かを感じられたら、成長へ道標にできるだろう。