千里の道も一歩から

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中国のことわざに「10年偉大なり、20年畏(おそれ)るべし、30年歴史になる、50年神の如し」がある。これはひとつのことをこつこつと長く積み重ねれば、とてつもなく大きなものになるという意味だ。そう、学問でも芸術でも何ごとであっても、ちょっとそっとくらいやれば、一人前の域に達することはない。どの分野に向かってスタートするにしても、まず地面の上の土台つくりから始まる。強固な基礎がなかったらいずれどこかの時点で、上物の重さに耐えかねて崩れ去ってしまう。その日その日に自分自身の能力が高まるように努め、そして自分の個性を最大限に引き出さなけれならないのである。

また、例え恵まれた環境じゃなかったとしても、言い訳しないで努力することで活路は拓かれる。弱気な自分を打ち破っていかないと、一定の成果を得られることはない。どんなに忙しくても辛かったりしても、歯をくいしばっていけばいくのだ。間違いなく創意工夫した分だけ必ず成長できると、思いっきり信じていくことが大切になる。いつも何かに理由をつけてばかりいると、永遠に何もできない人になるだろう。チャンスの扉は自分の手でこじ開けなければならないことを意識していくのだ。

つまり、小さな夢だとあっという間に達成し、そこで終わりになっちゃうから、できる限り大きな夢を描いて、とことん人生をかけて取り組もう。ただし、一気に無理やりにやろうとはしないで、少しずつできることからやり続け、小さな達成感を味わってみることだ。1つの良くなったことをバネにして、次のステージへ挑戦していって、それをまたやっていくうちに、次々に新しいドアが見えて面白くなってくる。その時々に最善を尽くしていくことで、どんどん未来への道は広がっていく。日々、大きな夢に向かって平凡に努