キャッチボール

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「相手の立場になりながら相手にエラーをさせない、プレーのしやすい球をお互いに投げ返していく。これが本当のキャッチボールです」 という名言がある。

私はいつもできるだけわかりやすく話すように心掛けている。いくつかの具体的な事例をあげたり、有名な語録で印象を与えながら語ったたり、場合によってはキーワードになる言葉を紙に書いて強調していく。美術作品の好みは人それぞれ違うから、イメージ作りをどうするのかがポイントだ。ただし、それほど難しく考えない方がいい。その人の興味がある分野とリンクさせて、本質を崩さず言葉にすればなんとかなる。頭の中にあるものを上手く引き出し、情報を整理することができれば、想像力は活性化していくはずだ。自分だけが気持よく話すのではなく、どうしたら相手も気持ちよくなるかを大切にする。キャッチボールするように、相手が受け取りやすくすればいいのだ。