「人間はダイヤモンドだ。ダイヤモンドを磨くことができるのはダイヤモンドしかない。人間を磨くにも人間とコミュニケーションをとるしかないんだよ」という名言がある。
いくら才能があったとしても、やる気があったとしても、たったひとりで才能を開花させることは難しい。ダイヤモンドはダイヤモンドでしか研磨できないように、人の才能も人との出会いによって磨いていくしかない。自分では上手くやっているつもりでも、そのほとんどは独りよがりのまま。ついつい一方通行の自己採点では、甘い点数になってしまいやすい。
だからこそ、自分の才能を発見していくために、積極的に美術談義のできる仲間と関わり、自分自身が気付かない才能の片鱗を見つけ出していく。その数は少なくてもいい。最初の一人に正しく理解されることから、万人に理解されることが始まるもの。才能を分ちあいながらともに楽しんで夢を大きく育んでいく。このような基本を大切にしながら、真の仲間との出会いを求めていくのだ。
