1980年、第34回山口県美術展覧会彫刻部門に、審査員をはじめ、美術関係者たちに物議を醸す作品があった。それは新聞紙面に掲載された写真や記事、広告に至るまで、鉛筆でリアルに描いたものを原版に、一万枚ほどオフセット印刷したものを積み上げて、彫刻部門で応募してきたのだった。
あれから36年。今年の県美展で、吉村さんはまたもや県美展史上初の快挙を成し遂げる。ご子息の大星君が「ザルの惑星」で大賞を受賞したため、初めての親子受賞を歴史に刻んだ。そして、吉村家として通算4回目の頂点を数えて、こちらも同一家族というカテゴリーで単独1位の座を掴んだ。嗚呼、どこまでも一番最初が好きなのかな?(冗)それはさておき、本日はおめでとうございます!しっかりと大星君の晴れ姿を天からお楽しみください!合掌