千客万来

四文字熟語の「千客万来」とは、千人の客が一万の客を呼ぶという、すなわちひっきりなし来客がある店の様子を表す。いわゆる縁起のいい言葉なので、お店の繁盛を祈願して使われることが多い。
ただいま開催中の福田隆眞先生の作品展は、正に千客万来と形容すべきで、それは先生の人徳があるからこそ、このような賑わいを生み出した。なんてたって県内はもとより日本列島の津々浦々から、上手く都合がついた人たちは、あの頃に味わった密なるものを求めて集まってくる。
また、コロナ感染症がひと段落したことで、ここ数年間できなかった交流ができることもプラスに働く。当たり前のことができない日々を味わい、あらためて当たり前の素晴らしさを思い知る。だから、ひさしぶりに恩師と会えた喜びを素直に表す。みんな学生時代に戻って、この瞬間を思いっきり楽しむ。一期一会の素晴らしさを満喫していた。