一心

その道で才能を活かして生きようと思っているなら、それに見合った努力しなければならない。例えば小説家になりたい人は読書量、スポーツ選手になりたい人は練習量など、スタートラインへ立つために最低限に必要な実力を養わなければいけない。

それならば、美術家になるために何が必要なのだろうか?その答えは人それぞれ異なってくる。自分らしく個性を活かすために、何を武器にするべきかを探るしかない。独自性を活かしたスタイルに辿り着くために、絶対量の創意工夫と試行錯誤が求められる。

要するに美術へ情熱をとことん燃やすこと。一にも二にもこの姿勢を貫いていく。美術家への熱い思いを羅針盤にして、創作の世界へ意欲的に挑戦するしかない。様々なものを見たり聞いたり味わっていけば、そのうちに自分らしい個性に辿りつけるはずだ。