リスクを引き受ける

サッカー日本代表元監督 岡田武史の著書に「僕はいつも『自分で山をつくれ!』と発破をかけるんです。これまで胸が熱くなったり、 あるいは心から悔しいと思ったりしたことがなかったのなら自分で意識して、 とてつもない挑戦や厳しい試練の機会をつくる。何を選んでいいのかわからないなら、一番難しそうなものをあえて選ぶ。そういうふうにしないと、本物の夢や目標というものは見えてこないのです」という名言がある。

これまで1つの仕事を何十年も真面目にやってきたのだから、これからは多様な視点を持って、自分の可能性を1つ1つ試しながら生きていきたい。言い換えれば、一度きりの人生を思い切り楽しむために、上手くいく保証はないけど、新しいことにチャレンジして、自分の快適圏の外に踏み出して歩みたい。

つまり、人にできないことなんて何もないと意欲を持って取り組む。自分自身で大きな関門を設定して、それを越えるために努力する時、普段なら思いもよらぬ成果が得られるだろう。控えめに生きたところで何も変わらない。いくつになったとしても、未来を切り拓く力を信じて、最善を尽くすことが大切だ。