ウルビーノのヴィーナス

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国立西洋美術館ではイタリア・ウフィツィ美術館の至宝、ティツィアーノ作「ウルビーノのヴィーナス」
を日本初公開。
イタリア各地の主要美術館から選りすぐった、絵画、彫刻など約80点の作品展が開催されています。

ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜■

会期 2008年03月04日~2008年05月18日
時間 9:30〜17:30(毎週金曜日は20:00まで開館、入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日(4月28日、5月5日を除く)、5月7日(水)は休館
会場 国立西洋美術館 東京都台東区上野公園7ー7
入場料 一般1400円(1000円)、大学生1100円(800円)、高校生650円(350円)
※団体は20名以上。中学生以下は無料。
※心身障害者とその付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳などをご提示ください)。
※本展の観覧券で常設展も観覧できます。

主催 国立西洋美術館フィレンツェ文化財・美術館特別監督局、読売新聞社
後援 外務省、文化庁イタリア大使館
協賛 日本製紙、ワコール、トヨタ自動車、EPSON、大日本印刷新生銀行
協力 西洋美術振興財団、伊日財団、アリタリア航空

■展覧会概要■

本展では、古代、ルネサンス、そしてバロック初めに至るまでの、ヴィーナスを主題とする諸作品を
展示します。ヴィーナスの神話が、いかに古代の芸術家の霊感を刺激したのか、そして古代文化が
再生したルネサンスにおいて、どのようにヴィーナスの図像が復活、発展したのかを、約70点の絵画、
彫刻、工芸品等によって辿ります。
特に今回は、フィレンツェ美術館特別監督局の全面的な協力により、ヴェネツィア派を代表する
画家ティツィアーノの名品《ウルビーノのヴィーナス》をウフィツィ美術館よりお借りすることが
可能となりました。
フィレンツェ以外からもイタリア各地からヴィーナスを表わした選りすぐりの作品が貸し出される予定です。

愛と美の女神であるヴィーナスは、もとは古代の女神でした。多くの神話において主要な登場人物で
あった彼女は、神話の一場面として他の神々と共に表わされることもあれば、単独で表わされることも
ありました。そして彼女の傍らには、しばしばその息子キューピッドも登場します。

彼女はルネサンスの時期にほかの神々とともに美術のモティーフとして復活します。
古典文学の復興と相まって、彼女は多くの美術作品に登場するようになりました。
フィレンツェでは哲学的な議論を背景として、ヴィーナスは慎み深く表現されましたが、
ヴェネツィアでは官能的なヴィーナスの表現が発達します。
その代表が《ウルビーノのヴィーナス》です。本展では、ティツィアーノ、ブロンズィーノ、
ポントルモらによる、ヴィーナスのさまざまな現れようをご鑑賞ください。(公式サイトより転載)

国立西洋美術館
http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html

ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜
http://www.venus2008.jp/