少年時代から知っているW君から送られてきた卒業制作の案内状をしばし眺めながら
高校時代は陸上に燃焼して美大受験の勉強が遅れために浪人となり、
一からひたむきな努力したおかげで東京芸大合格も視野にも入ったきたけど、
結果は三浪しても縁がありませんでしたが、味わった挫折感を
「自分の夢は東京でデザインの仕事をすることだ」
と、気持ちを切り替えて進んだ美術大学でデザインを学び、
そして、この春から新宿のデザイン会社へ入社するまでの紆余曲折が走馬灯の巡りました。
ここまで、よく頑張ったな~~と思う反面、これでようやくスタートライン立てただけなのだから、
まだまだ先は長いけど、これからも変わらぬ努力で約束どおり御馳走してもらいたいと思います。
ところで、岡本太郎氏の
失敗したっていいじゃないか。不成功を恐れてはいけない。
しかし、挑戦したうえでの不成功者と、挑戦を避けたままの不成功者とでは
まったく天地のへだたりがある。
挑戦した不成功者には、再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが、
挑戦を避けたままオリてしまったやつには新しい人生などはない。
ただただ成り行きにまかせて、むなしい生涯を送るにちがいないだろう。
という名言はW君の行動を見ていますと嘘じゃないことがわかりますね。