「人生劇場」という言葉がありますように人の生涯は誰でも小説になるほどドラマチックなもので、
その物語は一冊の本に値しますが、それは意図されたものではなく、偶然の産物からできています。
だから「このように人生を歩みたい」と考えてもなかなか思ったように行きませんが、
自分の目指す「目的と方向性」を実践していきながら経験として積み上げていけば、
山に昇るための登山口を東西南北あちらこちらを知っていくのと同じで、
いろんな角度から人生の物語を発見して小説を書くことができます。
まあ、これができるかできないかが美術家になれるかどうかの境目なのでしょうね。
ところで、ギャラリーナカノでは明日から「河野令二&伝平窯展」を開催いたします。
■暮らし楽しむ木と陶 河野令二&伝平窯展■