昨年4月に知り会った陶芸家を志すT君が修業先の韓国から約8か月ぶりに一時帰国してやってきて、
久しぶりにその顔を見れば、それらしくなったことを一目でわかるほど、たくましく成長していました。
ちなみに彼が韓国へ行ったの理由は窯業学校を卒業して、県内外の窯元で修行するつもりでしたが、
景気の影響で弟子の募集がなく、それでも運よく紹介された蔚山の陶芸家の元へ行くこととなり、
当初、窯元へ月謝払いながらの条件はいつの間にやら弟子として扱われるほど気に入られて、
「1年間のつもりでしたが、居たいだけ居て良いになったので…」
と、明るく話す言葉からは若い力と覇気があって、こちらも血走ってきます。
T君に「今度、帰国したら呑んで語りましょう!」と、言って送り出した後も
しばらく余韻で温かったのは、キムチを食べた時と同じスパイシーな熱さがこもったからでしょうね。