鋭い感受性

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わずか二年半たらずのパリーでの生活が私に与えたのは、
日本という国はよほど変わった国だということでした。
そして我々日本人がもつ自然へ対しての鋭い感受性というものが、
世界美術の上に輝いていることを私はパリーへ来て
はっきりと知ることができ、そのことだけでもパリーへ
やって来た甲斐があったように思われました。
                               松田正平(画家)
 
雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ、丈夫ナカラダヲモチ…
という宮澤賢治の詩ではありませんが、半年前は夏の猛暑の熱気に責められて、
この冬は強い寒気に襲われて、みんな修行僧のような日々になっています。
 
厳しい自然との日々の中で精神力を磨き、肌でモノを感じる力を養い、
日本人らしい四季をつかさどる能力を身につけたいものですね。