忘れない

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私が母校サッカー部の応援にハマり込んでいるのはサッカーの勝ち負けよりも
サッカーを通じて人間の魅力が輝く瞬間を目撃できるからだろう。
たしかに勝ったチームが生む歓喜の輪は感動的だ。しかし、負けたチームだって
青春を懸けて戦った足跡はいぶし銀のように輝き、変わらぬ感動がある。
若人が勝負にすべてを燃やしている場所には超越した何かが生まれ感激する。
 
とはいえ、1992年度の選手権予選決勝戦は動けなるほど辛酸を嘗めさせられた。
この日のゲーム前に知人の新聞記者に「Jリーガーが生まれそうですよ」と言われ
また、ここまで県内全勝だったチーム。実力は間違いなくあった。
それでも相手の作戦を崩せないまま、あっという間に時間が過ぎてPK戦へ。
4人全員が決めた山口に対して、ビハインドの5人目もセーブされて負けた。
ピッチで動けない選手と同じようにスタンドにうずくまっていた。そして泣いていた。
このゲームの悔しさは今日も忘れられない。だからいつも選手を熱く応援していく。
 
1992年11月15日 決勝戦 多々良学園0(3PK4)0山口
11月9日 準決勝 多々良学園5-2宇部
11月8日 ベスト8  多々良学園2-0南陽工
11月2日 3回戦 多々良学園4-0小野田
11月1日 2回戦 多々良学園1-0西京
 
1991年11月10日 ベスト8  多々良学園1延2西京
11月9日  3回戦 多々良学園2-0山口農業
11月3日  2回戦 多々良学園4-0聖光
 
1990年10月28日 2回戦  多々良学園0-2山口
10月27日 1回戦 多々良学園12-0長門
 
1989年11月12日 準決勝 多々良学園0-1山口
11月6日 ベスト8  多々良学園2-0山口県鴻城
11月5日  3回戦 多々良学園8-0下関西
10月31日 2回戦 多々良学園1-0小野田工
 
1988年11月12日 準決勝 多々良学園0-1山口
11月5日  ベスト8  多々良学園2-0美祢
11月4日  3回戦 多々良学園4-2西京
10月30日 2回戦 多々良学園3-1宇部