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美空ひばりさんのヒット曲「柔」。歌の出だしにある「勝つと思うな 思えば負けよ」
というフレーズは奥深い。「勝負に勝とうと思わないと勝てるわけないじゃん」って、
若い世代には言われそうだが、この歌詞の意味は勝つことにこだわり過ぎると
気負ってしまい、自分自身にプレッシャーがかかる。また、勝てると言う過信が
油断に繋がり、心の隙から思いがけなく取りこぼしてしまうことを例えている。
勝つことよりも負けないことを第一に考えて戦うことが勝負の極意なのだろう。
 
2003年11月16日、高校選手権県大会決勝戦。中国大会と総体のそれぞれ予選を
勝って王座を守ったが、チームとしてはうまく機能が発揮していないと感じていた。
それは前年度のチームが華々しく活躍したことで気負いが生まれたからだろう。
しかし、総体でベスト8進出を果たして自信を得て成長した。この大会ではしっかり
した中盤と安定した堅い守備力で圧倒。1、2年生が多いメンバーの中で、センター
ラインの3年生がチームをうまくまとめていました。
 
2003年11月16日 決勝戦 多々良学園3-0小野田工
11月15日  準決勝  多々良学園6-0山口中央
11月 9日   ベスト8  多々良学園3-0山口県鴻城
11月 8日  3回戦 多々良学園4-0防府
11月 2日   2回戦 多々良学園4-0豊北