※画像は2011年11月21日の山口新聞
高川学園サッカー部の選手諸君ならびにご父兄の方や関係者の皆様、
第90回全国高校サッカー選手権大会山口県大会優勝おめでとうございます!
全国大会へ4年ぶり21回目の出場は渡辺監督になってから初めてのこと。
2008年春、数多くの実績を築かれた前監督に代わり、サッカー部で采配を
振るわれるようになってからようやく悲願達成の日がやってきましたね。
また、決勝戦をともに戦った西京イレブンの気迫あふれるプレーには脱帽します。
チームの仲間を信じて、勝利に向かって突き進んでいく姿勢に高校サッカーの
原点をあらためて教えられます。さらにスタンドから勝利を祈って声援を送り続けた
熱血応援団は前日の延長戦末にPK戦まで戦った選手たちを励まし、勇気を与え、
12人目の選手として輝いていました。その校風に心から拍手をお送りいたします。
それにしてもこの日の勝利の女神は本当に気まぐれだったような気がします。
絶好のチャンスをポストに嫌われた母校のシュート。流れは両チームともに
一進一退を繰り返して、どちらを味方しているのかがわからないままでした。
延長後半ロスタイム。負傷が出て人数が少ない厳しい状況の中でのピンチの
コーナーキックをGKのファインセーブで脱出。直後のラストプレーで左から
ゴール前に上がったセンタリングは美しい軌道を描いて相手DFの裏に。
そこへ絶妙なポジション取りから走り込んだ選手が難しい角度のボールを
頭で合わせたシュート。ボールはまたもやポストに当たるが、ついにゴールネットを
揺らして決勝ゴールが誕生。あまりにも劇的な幕切れに大いに興奮しました。
なお、4年ぶりの全国大会は個人的には長い間待ったとは思っていません。
それは出られなかった3年間もサッカー部の選手たちはみんな頑張っていました。
だからこのたびの出場は頑張った彼らの努力が実り繋がっているからの賜物です。
1年間頑張ってきたチームだけでなく、縁の下で支えた力を忘れてはなりません。
それではどうかこれからも先輩も後輩もOBも父母も応援する人々も
サッカー部の勝利を信じて心を合わせて夢に向かって進んでいきましょう!!!
頑張れ高川学園サッカー部!!!