乗り越える

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言える立場ではないけれども、いま大事なのは、これから生きていくことだ。
悲しみに打ちのめされるたびに、乗り越えてきたのが僕たち人間の歴史のはずだ。
とても明るく生き ­ていける状況じゃない。でも、何か明るい材料がなければ生きて
いけない。暗さではなく明るさを。29日、Jリーグ選抜の僕らはみなさんに負けぬよう、
全力で、必死に、真剣 ­にプレーすることを誓う。
                                 三浦知良
 
先日、仙台で新聞記者をしている友人Aと親交を温めた。その時に避けて通れぬ
話題は大震災。今回の休暇まで、ほとんど休みなく働いたA。多くの悲しい現実を
目の前にしたはずだが、それをぐっと胸の中に閉じ込めて語ってくれて、「国破れて
山河あり」ではないが、自然の前では人間の力で造ったものは儚さを教えられた。
また、その中で「生きている」ことの厳しさとその中で「生きている」ことの有り難さを
深く考えさせられた。
 
今夜、Aの言葉をふと思い出している内にカズのあのゴールが見たくなったので
ハイライト動画を鑑賞。そしてカズの言葉をあらためて読んでみた。